掃除機能を持つ業務用エアコンを取付ける
業務用エアコンを取付けた後は、しっかりとメンテナンスや掃除をしながら使い続けていく必要があります。これにより、業務用エアコンの寿命を延ばすことにもつながります。とは言え自分自身でできるメンテナンスは、フィルターの掃除ぐらいしかないと思う人が多いものです。また忙しくてなかなか掃除にまで手が回らないと言う人も多いことでしょう。
このような場合には、業務用エアコン取付にあたり、掃除機能や洗浄機能が付いているものを取付けることが求められます。業務用エアコンにおける洗浄機能の1つに、凍結洗浄と呼ばれる機能を持っているものがあります。これは熱交換器を凍らせた上で、発生する水分により熱交換器を洗う仕組みとなっています。室内機だけではなく、室外機はより一層汚れがちですが、室外機の熱交換器も自動で洗う機能があります。
凍結洗浄においては、熱交換器を急速に冷却した上で大量の霜で一時的に覆うことになります。その霜を一気にとかしてそこで発生する水分で洗浄する方法です。発生する水の量は30秒250CC程度で、自動定期洗浄を始めとし、センサーで継続して特定の不在時限定で洗浄する機能も持ち合わせています。このような凍結洗浄であれば、様々なメリットが得られます。
冷房運転シーズンだけではなく、暖房運転シーズンにも使うことができるので、室内環境を1年中健全に維持することが可能です。また熱交換器の油分の除去も期待できます。飲食店では油が付着することも多いですが、この凍結洗浄で簡易的にではありますが洗い流すことが可能です。